離婚調停のはなし

離婚調停2年目。やっと終わった

支援措置とは?どうやって閲覧制限をかける?

我が家は元夫側に問題があって別居することになり、転居先の住所を隠すために住民票の写しの交付などに対して閲覧制限をかけました。

くわしくはこちら。

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「DV等支援措置」と呼ぶんだそうです。

www.soumu.go.jp

以下の制限をかけることができます。

・住民票の写しの交付(除票を含む)
・戸籍の附票の写しの交付(除票を含む)
住民基本台帳の一部の写しの閲覧

制限をかけるには警察や児童相談所など相談機関からの意見が必要となるので、DV被害にあったら速やかに相談しましょう。

今回は参考に、私が制限をかけたときの流れをご説明します。

支援措置の申し出の流れ

元夫に恫喝され、警察に通報

やり過ぎかなと思いましたが、元夫の問題行動は目に余るものがあったので、恫喝された直後に通報しました。来てくださった警察官は「夫婦喧嘩に呼ばれてもねえ」、という雰囲気でしたが、この判断はのちに私の身を助けることに。

市の婦人相談窓口を利用

市区町村ごとで名称は違いますが、私の住んでいる市ではこういったDVや夫婦間での困りごと、育児の悩みなどを相談できる「婦人相談窓口」があり、そこでも念のため恫喝されたことや元夫の問題行動などを相談しました。

転居後に警察署へ

別居後に健康保険の関係で住民票を異動する必要があり、転居後の住所と近況を伝えるために警察署へ。通報の記録があったので対応はスムーズでした。そこで閲覧制限について説明があり、担当してくださった警察官の方の名前を市役所で伝えるように、との指示がありました。

市役所で手続き

市役所の住民課へ行き、受付で住民票の異動とあわせて閲覧制限をかけたい、と申し出ると、パーテーションで区切られたブースに案内されました。そこで制限をかけるための支援措置申出書を渡され、先ほど教えてもらった警察官の方の名前を記入。制限をかけるに至った理由を具体的に書く必要があり、被害状況によっては精神的負担が大きそうです。「この人は支援措置を申請している本人である」という証明の仮用紙をもらい(支援措置が決定するまでに住民票の写しなどの交付に必要)、その日は終了。市役所が警察署など関係各所に確認し、2週間ほどで決定通知書が送られてきました。

申出書の書式はこちらをどうぞ。

https://www.npa.go.jp/hanzaihigai/sakutei-suisin/kaigi18/pdf/s2-1.pdf

※事前に支援措置申出書を持参して相談機関へ行き、記入してもらう必要のある自治体もあります。この流れはあくまでも私の体験なので、実際の申請方法はお住まいの自治体の役場に必ずご確認ください。

支援措置で注意すること

住民票の写しなどをコンビニで交付できない

マイナンバーカードを使って住民票の写しなどを取得できる、コンビニ交付が利用できません。

住民票の写しなどの交付には決定通知書が必要

住民票の写しなどを取得するには、役場の窓口に必ず行く必要があり、本人確認書類と決定通知書を提示しないと交付してもらえません。決定通知書をなくさないように気をつけましょう。

一部の窓口は利用できない

駅前やショッピングセンターなどにある簡易的な窓口(行政サービスセンターなど)では交付手続きができないことも。くわしくはお住まいの地域の役場にてご確認ください。

毎年更新が必要

配偶者から被害にあう恐れがある限り、毎年更新する必要があります。我が家は期限が切れる1か月前に、市役所から更新手続きの案内が書留で送られてきました。期日の1か月前から更新ができるので、忘れずに手続きをしましょう。手続きには更新手続きの案内、印鑑、身分証明書(マイナンバーカードや免許証など)が必要で、最初に申し出たときと同じように書類の記入が必要です(私の場合は書き写していいですよ、と言われたので前回の書類を見ながら状況が変わったところを改変しつつ書き写しました)。

戸籍謄本・抄本には制限をかけられない

冒頭に記載のとおり、戸籍の附票の写しには制限をかけられますが、戸籍謄本・抄本には制限をかけることはできません。うっかり離婚届を出す前に住民票を異動してしまったり、新住所を本籍地にしてしまったりすると、相手方の戸籍に残ってしまいます。離婚届を出した後に住民票を移す、新住所と本籍地は別の場所にする、など対策が必要です。

 

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離婚調停の流れ④離婚調停3~6回、ずっと相手方が来ない

離婚調停を申し立ててから1年弱、まったく何も進みませんでした。

ちなみに前回の調停記事はこちら。

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それはなぜかと言うと、相手方が諸事情により出席できなくなってしまったのです。

毎度弁護士だけやってきて、本人いないから一緒に話し合っちゃいましょう、ということで、調停委員、相手方弁護士、申立人の私、という謎の四者面談を数か月続けました。何でしょうこれは。

調停が順調に進んでいれば毎月期日を設定して進むのですが、相手方がいつ出席できるか分からず、ひとまず2か月後、次は3か月後、という感じで期日を設定し、
「やっぱり出席できませんでしたね」
ということで何も進まず調停が終わる、ということの繰り返しです。毎回半休を取って出席している私の時間を返して……。

そして弁護士が言うには、相手方は離婚自体には了承している、とのこと。本人が来れないから、ということで何も進まなかったのです。

そこで6回目の調停で、
「相手方は了承しているのに本人が来ないから離婚できないって、こんなこと繰り返していたら調停が永遠に終わらないと思うのですが。じゃあ私が離婚届書いてきて、相手に書いてもらって出せばそれで終わるんですかね?」
と聞いてみました。

さすがに調停委員も慌てだし、相手方と弁護士がしっかり意思疎通ができているからどうのこうのとゴニョゴニョ。そして
「相手方と弁護士さんで次回までによくよく話し合っていただいて、それを伺ったうえで審判で決める、という流れもあります」
とのこと。

私たちのケースでは、双方離婚には同意しているけれど、相手方が出席できない。細かい条件の話し合いもまだできていないけれど揉めるほどの財産もない、という状況で、こういった場合に家庭裁判所の判断で離婚の審判を下す可能性があるんだそうです。

はよ言えよ!

……と思わなくもないのですが、審判離婚はレアケースで、余程のことがなければしっかり調停で話し合って円満に離婚、というのが望ましい形なので、仕方ないですね。

一旦子供との面会や財産のこと、慰謝料や養育費についてなどこちらからの要望を伝えて、相手方と弁護士に話してもらったうえで次回の調停でまた考えましょう、ということで終わりました。

今まで調停員の心象が悪くなったら、とあまりガツガツ言わないようにしていましたが、言うべきところでは強く意見を言わないといけないんだなと反省です。

 

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離婚届ってどこでもらえるの?

協議離婚であれば離婚届を入手してお互い記入してサクッと出せば終了です。さて、離婚届はどこでもらえばいいのでしょうか?

市役所、区役所にあります。

婚姻届と同じです。

大体の市役所では窓口を振り分けるための受付があると思うので、そこで勇気を出して
「離婚届が欲しいのですが」
と伝えましょう。

私の居住地の市役所では戸籍課で離婚届がもらえるということで、受付で番号札を受け取って戸籍課の窓口に向かいました。

しばらく待つと番号が呼ばれたので窓口へ向かい、戸籍課の職員に再度
「離婚届が欲しいのですが」
と伝えると、職員は慣れた感じで離婚届を取りにバックヤードへ。とっさに思い立ち
「あ、念のため3枚!」
と職員の背中に声を掛けました。書き損じや万が一の何かがあるといけないので2枚は欲しかったけれど念のためもうちょい、でも4枚はちょっと多いなと思っての3枚です。

職員が離婚届を手にカウンターに戻ってきて、
「こちら離婚届3部です、書き方の見本はこちらです。届はこの市役所に出しますか?本籍地はこの市ですか?」
とのこと。本籍地は別の地域であることを伝えると
「本籍が違うなら戸籍謄本が必要なのでご用意ください。離婚後に名字は変えますか」
名字は変えない予定です、と答えると、もう1枚別に【離婚の際に称していた氏を称する届】なる用紙を渡されました。

離婚届をもらうこと自体にそれほど時間はかかりませんが、最近は市役所のサイトなどからダウンロードできるので、そちらを利用するとストレスが少なくていいかもしれません。

ただし市役所によってはダウンロードした用紙は受け付けてくれないこともあるようなので、あらかじめ確認しておきましょう。

ちなみに先述した通り、戸籍謄本を用意すれば本籍地や居住地以外の市役所や区役所でも離婚届を提出することはできるので、ダウンロードした用紙を受け付けてくれる市区町村の役場に出すのも良いと思います。

「離婚届が欲しいのですが」

とお願いするのはちょっと躊躇しますが、職員の方は慣れているので超事務的にサクサクと進めてくれます。どうぞ安心してお願いしてくださいね。ご迷惑にならない程度に、ちょっと多めにもらうのがよいと思います。相手が逆上してビリビリに破かないとも限りませんので……。

 

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ずっと別居していたらどうなる?メリット・デメリットは?

うちは私が昼逃げする形で別居して離婚調停を申し立てましたが、別居から1年半ほどでやっとこさ離婚が成立しました。

くわしくはこちら。

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考えたくないのですが、このまま別居していたらどうなったのでしょう?メリット・デメリットはあるのでしょうか。ちょっと考えてみました。

別居を続けるメリット

婚姻費用がもらえる

別居中でも夫婦である以上、生活費を分担する必要があります。収入が高い方が払う必要があるので、男性側が負担、というケースが多いのではないでしょうか。ちなみにうちの場合は元夫が無職なので、もし元夫に婚姻費用分担請求を起こされたら私が払わないといけません。(なので、うちの場合はデメリット)

夫婦であるという体裁は保てる

離婚件数が増えていると言っても、やはり離婚しているより結婚しているほうが世間体は保てる、と考える人は多いもの。そういう点では、一緒に住んではいないけれど夫婦ではある、というのは都合がいいのかもしれません。

復縁のチャンスがあるかも

うちのケースは当てはまりませんが、ちょっとでも未練があったり悩んでいたりする夫婦であれば、時間が経ってもう一度、みたいなことになるかもしれません。距離があるから仲良くできる、ということもあるかも。繰り返しになりますが、うちは当てはまりません。

別居を続けるデメリット

婚姻費用を払い続けないといけない

これはメリットと表裏一体で、支払っているほうからすれば養育費より多めの金額をずっと払い続けなければならず、勝手に減額したり支払いをやめたりすると、悪意の遺棄とみなされてしまいます。

ひとり親の支援が受けられない

ひとり親であれば受けられる行政からの補助や、公営住宅の申し込み資格、年末調整や確定申告時の控除など、戸籍上で婚姻状態が続いていると対象外となってしまいます。

気持ちの面で難しい

どっちつかずの状態なので、気持ちの面で難しい立場に。次の恋愛に!というステップにも進めまないので、そういう人生の楽しみを選択することもできませんね。

何かあった時に対応を求められる

相手が入院した、相手の親族に不幸があったなど、何かあった時はまだ夫婦なので、対応を求められたり、手続きが必要になったりすることも。

子供に説明しづらい

離婚したときも説明は難しいのですが、離婚していないのに別居しているという状況のほうがどっちつかずで説明が難しく、子供に理解しがたい状態ではないかと思います。どっちにしても子供にとっては気の毒であるのですが。

別居を続けているとどうなる?

別居を続けていると、それはそれで離婚事由になります。3年ほどの別居で夫婦関係が破綻している、とみなされるケースが多いそうなので、ダラダラと別居を続けるくらいならサクッと離婚して、新しい人生を歩んだ方がいいかもしれませんね。

 

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離婚や別居に迷っている方へ。

離婚したい、別居したい。でもなかなか踏み切れない。

……そうやって迷っている方がいれば、

やめておいた方がいいですよ

と言いたい。

いろんな事情があるので何とも難しいところですが、“迷っている”のであれば、切羽詰まっていないのでじっくり考えたほうがいいと思います。

離婚・別居したいけどできなくて“困っている”人は、市の相談窓口や弁護士など、しかるべき機関などに早めに相談を。のんびり考えていてはいけません。

私は結婚して10数年、元夫と家事の分担や育児方針の違い、元夫の転職癖や金銭面のことなどでたびたび揉めて、そのたびに
「絶対離婚したるわ」
と思っていましたが、日にちが経つと経済的なことや新居探しなど、別居・離婚にいたる手続きの煩雑さに気が遠くなり、
「今回は離婚はやめといたるわ」
の繰り返しでした。切羽詰まっていなかったわけです。

しかし実際に別居するしかない、という事件が起きて(調停中なので詳しく書けず)、決行するまではわずか2週間でしたが、逡巡している暇はありませんでした。

別居したらお金はどうする? 住む家は? 子供に何と説明を? とか、心配事より何より、今出ていかないと私と子供の人生は詰む! くらいの気持ちです。

今思えば、短期間で家探しをしたり、弁護士事務所を回ったり、必要な書類をかき集めたり、迷っていたら立ち止まりたくなるような作業の連続でしたが、勢いがあったからできたことだなと思います。

本当に別居・離婚したほうがいいレベルなら、「賽は投げられた」というタイミングは必ず来ます。

迷うなあ、というくらいなら、賽は投げられていないのでひとまず落ち着いて、じっくり考えましょう。

別居にかかる手続きや労力、金銭的負担、離婚調停のストレスなどはハンパないもので、子供にも影響が出ることなので、やらなくて済むなら絶対にやらないほうがいいです。協議離婚で終わればいいのですが、相手のあることなのでどうなるかは分かりません。

ただし、DVやモラハラにあっているのに、自分が悪いからこうやって言われるんだよね、という感じで思考停止してしまっている方については、早急にしかるべき機関に相談してほしいので、その前段階として信頼できる友人やご両親などに相談してください。

私は離婚調停が1年半ほどかかってやっと成立。別居したことも離婚調停を申し立てたことにも悔いはなく、成立した今はすがすがしい気持ちです。

迷ったら跳べ! が私の信条ではありましたが、こればっかりは迷ったら跳べばいいわけでもなく、でも迷う暇なく跳ぶしかないタイミングが来るもんだなと思う、今日この頃です。

 

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離婚の種類は4種類ある

離婚っていうのは、

「じゃあ離婚しましょうか」
「そうですね」
「じゃあここに署名捺印を」

で終わると思っていたんです。が、離婚にまさかいろいろなパターンがあるなんて。

離婚の種類は、以下の4種類あります。

ちなみに、“調停前置主義”がとられているため、調停を経ないと裁判には進めません。

協議離婚

その名の通り、2人で話し合って条件を決めて、離婚届を提出するもの。離婚全体の80~90%を占める一般的な離婚方法で、一番お金がかからずダメージも比較的少なめ。弁護士を依頼しなくても進められますが、財産分与や慰謝料、養育費、面会交流など取り決めが多いので、弁護士のほか行政書士司法書士公正証書を依頼したほうがスムーズな場合も。

調停離婚

家庭裁判所に申し立てて、調停委員を介して協議を進める方法です。弁護士がいなくても申し立てOK。裁判官はよほどのことがなければ出てきませんが、調停委員は双方の言い分をもとに裁判官の意見も聞きつつ、協議は進められます。調停は1か月に1回程度しか行われないので、サクサクとは進みません。1回で終わることはまれで、最短でも2~3か月はかかるでしょう。ちなみに、調停は離婚全体の8~9%ほどなんだとか。

申し立ての流れなどはこちらをどうぞ。

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審判離婚

あまり聞きなれない言葉で、かなりのレアケースです。調停でほぼ決まりそうだけど、慰謝料の額の細かいところだけ決まらないというような、裁判に進めるほどではない場合に裁判官の職権で離婚を命ずるもの。審判が確定したら10日以内に離婚届を提出します。なお、異議があれば申し立て可能です。

裁判離婚

調停で決まらず不成立となった場合は、裁判を起こすことができます。裁判離婚は離婚全体の1~2%くらいなので、ここまでこじれるのは稀なパターンのようです。ここまで来ると弁護士を立てないと進めることができません。弁護士費用や出廷時の日当、離婚成立時の報酬金など、お金に羽が生えてパタパタ飛んでいきます。

 

協議以外の結婚はないのに、離婚は4種類あると言うのが人間の奥深さだと思いますが、結びつくより離れる方が難しいと言うのは真理のような気もします。

 

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別居でアパートを借りられるのか?

別居するのに一番大きな壁になるのが、住まいをどうするか、ということ。

うちの場合は別居時にマンションの住宅ローンが残っている状態で、さらに夫が無職だったので私がローンを払っていました。このまま夫の名義の住宅ローンを私が借り換えて夫に出ていってもらえば丸く収まるのになあ……などと考えていましたが、夫は出ていく気ゼロ。かといって追い出すわけにもいかず、苦渋の決断で私と子供だけで出ることにしました。

別居の準備中に賃貸サイトを物色して、めぼしいところを見つけて不動産会社に連絡、内見をして契約。私が借りる物件は保証会社の利用が必須だったので、その審査がありました。

くわしくはこちらにまとめています。

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別居開始直後に住んだアパートは価格重視で選んだので古くて狭く、その後より良い住環境を求めて物件を探して2回審査を受けましたが(内1回はいろいろあって引越しせず)、不動産会社や保証会社から勤務先の詳細や貯蓄額なども聞かれました。パート勤務や専業主婦だと、支払い能力の面で別居後の住居を借りるのはなかなかハードルが高そうです。

そういう方でも別居時に住まいを見つけるには、以下の方法が考えられます。

親族の名義で借りるor保証人になってもらう

もし安定した収入のある親族がいれば、その親族の名義で借りる、または保証人になってもらうようお願いするのがいいかもしれません。親族の名義で借りる、という点については、問題ないか不動産会社に必ず確認しましょう。

マンスリーマンションを利用する

ちょっと割高ですが、マンスリーマンションに移動してひとまず体制を整える、という手もありかと思います。家具家電が備わっているので、初期費用が抑えられるのは魅力。ただし家賃が割高なので、あまり長期滞在には向きません。

母子家庭向けのシェアハウス、住居を探す

物件数や居住エリアが限られますが、母子家庭向けの住居に特化して提供しているサービスがあります。シェアハウスだと同じ境遇の人と知り合える、子供が孤立しないなどのメリットもあるので、うちも子供がもう少し小さかったり、ペットがいなかったりすれば選択肢に入れたかったなあと思います。

公営住宅を申し込めると一番いいのですが、別居中だと申し込み資格を満たしていない、とする自治体があります。お住まいの自治体の公式HPなどで、申し込み条件をご確認ください。

とにもかくにも、大家さんにとって重要なのは「この人に部屋を貸して、ちゃんと毎月家賃を払ってくれるだろうか」という点。仕事をしていないということは、その部分でやはりマイナスになってしまいます。

別居する前にパートでもいいので仕事を持つこと、別居時にしっかり婚姻費用をもらえるようにしておくこと、自分名義で初期費用や引っ越し代、当座の生活費を賄える額の貯金をしておくこと。

無慈悲な話ではありますが、世の中やはり金と信用です。仕事を持ちましょう。そしてお金はしっかり貯めておきましょう。

私が現在住んでいるアパートは、子供の学区やセキュリティを考慮し、ターミナル駅から徒歩10分ちょい、築10年ちょいの1LDK。バストイレ別、追い炊き・浴室乾燥機能付き、3口コンロのカウンターキッチンで約9万円(管理費込み)。少々高いのですが別居直後に住んでいた約6万円のアパートはセキュリティが甘く、住人も変わった人が多かったので、ある程度の家賃の物件を選びました。現在のアパートは新婚夫婦や赤ちゃんと3人暮らし、というスタイルの家庭が多く、皆さんいい人ばかりで安心して暮らせています。

ちなみに別居前のマンションの住宅ローンは管理費修繕費込みで約8万円+固定資産税約1万円(月割)。金額があんまり変わらないのにあっちは資産になったのかと思うと悔しいですが、これもまた人生ですね。

 

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