離婚調停のはなし

離婚調停2年目。全然終わらない

共同親権について考える

共同親権の導入について国会で審議入りし、早ければ2025年にも導入される可能性があるそうです。なお、改正前に離婚している場合にも、家裁に共同親権を申し立てることができる方針なのだとか。

離婚というのはそれぞれの家庭によって事情が違うので、夫婦仲は最悪だけれど子どもにとってはいい親!という状況であれば、共同親権というのは良かろうと思います。

我が家は夫自体に問題があり、私が夫と交流するのが難しく、子どもも父親に嫌な思いをさせられたことがあり面会交流を拒否しているという状況。しかし夫は子どもとの面会を積極的にしたいという希望があるようで、離婚調停ではそのあたりのすり合わせが難航しています。

きっと離婚調停中に共同親権が導入されれば希望するでしょうし、調停後に導入されたら家裁に申し立ててきそうな気がします。

DVあり、という扱いで住民票などを閲覧できないように支援措置を受けているのですが、相手方が共同親権を訴えてきたときに、そのあたりを考慮してもらえるのかちょっと心配ではあります。

DVがあったわけではないけれど、夫婦間で協力して子育てができないから離婚をするという家庭も多いわけで、そこで「共同親権だからお互いにちゃんと話し合って進学先とか決めてね!」となるのもなかなかしんどそうです。

DV案件であれば話し合いが困難なのでほぼほぼ調停になるのかなと思いますが、調停委員と裁判官がそのあたりをしっかりジャッジして共同親権か単独親権かで話を進められるのかどうか、担当各所のみなさんの負担はかなり増えそうな気がします。

離婚調停は弁護士なしで進められるものではありますが、親権についてこじれそうな場合、今後は弁護士ありで挑んだ方がよくなるのかもしれません。

私だけの立場で考えれば共同親権は反対ですが、一方的に連れ去られてしまった親御さんを考えると、無碍に反対とも言えない。

うちが共同親権を認められなければそれでいい、という、当事者のくせに無責任な気持ちでいるのも確かです。

DV案件など共同親権にすることで子どもに害が及ばないということを担保できる方向で、この件は進めてもらえればと願ってやみません。

 

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