離婚調停のはなし

離婚調停2年目。全然終わらない

別居でアパートを借りられるのか?

別居するのに一番大きな壁になるのが、住まいをどうするか、ということ。

うちの場合は別居時にマンションの住宅ローンが残っている状態で、さらに夫が無職だったので私がローンを払っていました。このまま夫の名義の住宅ローンを私が借り換えて夫に出ていってもらえば丸く収まるのになあ……などと考えていましたが、夫は出ていく気ゼロ。かといって追い出すわけにもいかず、苦渋の決断で私と子供だけで出ることにしました。

別居の準備中に賃貸サイトを物色して、めぼしいところを見つけて不動産会社に連絡、内見をして契約。私が借りる物件は保証会社の利用が必須だったので、その審査がありました。

くわしくはこちらにまとめています。

divorce2023.hatenablog.com

別居開始直後に住んだアパートは価格重視で選んだので古くて狭く、その後より良い住環境を求めて物件を探して2回審査を受けましたが(内1回はいろいろあって引越しせず)、不動産会社や保証会社から勤務先の詳細や貯蓄額なども聞かれました。パート勤務や専業主婦だと、支払い能力の面で別居後の住居を借りるのはなかなかハードルが高そうです。

そういう方でも別居時に住まいを見つけるには、以下の方法が考えられます。

親族の名義で借りるor保証人になってもらう

もし安定した収入のある親族がいれば、その親族の名義で借りる、または保証人になってもらうようお願いするのがいいかもしれません。親族の名義で借りる、という点については、問題ないか不動産会社に必ず確認しましょう。

マンスリーマンションを利用する

ちょっと割高ですが、マンスリーマンションに移動してひとまず体制を整える、という手もありかと思います。家具家電が備わっているので、初期費用が抑えられるのは魅力。ただし家賃が割高なので、あまり長期滞在には向きません。

母子家庭向けのシェアハウス、住居を探す

物件数や居住エリアが限られますが、母子家庭向けの住居に特化して提供しているサービスがあります。シェアハウスだと同じ境遇の人と知り合える、子供が孤立しないなどのメリットもあるので、うちも子供がもう少し小さかったり、ペットがいなかったりすれば選択肢に入れたかったなあと思います。

公営住宅を申し込めると一番いいのですが、別居中だと申し込み資格を満たしていない、とする自治体があります。お住まいの自治体の公式HPなどで、申し込み条件をご確認ください。

とにもかくにも、大家さんにとって重要なのは「この人に部屋を貸して、ちゃんと毎月家賃を払ってくれるだろうか」という点。仕事をしていないということは、その部分でやはりマイナスになってしまいます。

別居する前にパートでもいいので仕事を持つこと、別居時にしっかり婚姻費用をもらえるようにしておくこと、自分名義で初期費用や引っ越し代、当座の生活費を賄える額の貯金をしておくこと。

無慈悲な話ではありますが、世の中やはり金と信用です。仕事を持ちましょう。そしてお金はしっかり貯めておきましょう。

私が現在住んでいるアパートは、子供の学区やセキュリティを考慮し、ターミナル駅から徒歩10分ちょい、築10年ちょいの1LDK。バストイレ別、追い炊き・浴室乾燥機能付き、3口コンロのカウンターキッチンで約9万円(管理費込み)。少々高いのですが別居直後に住んでいた約6万円のアパートはセキュリティが甘く、住人も変わった人が多かったので、ある程度の家賃の物件を選びました。現在のアパートは新婚夫婦や赤ちゃんと3人暮らし、というスタイルの家庭が多く、皆さんいい人ばかりで安心して暮らせています。

ちなみに別居前のマンションの住宅ローンは管理費修繕費込みで約8万円+固定資産税約1万円(月割)。金額があんまり変わらないのにあっちは資産になったのかと思うと悔しいですが、これもまた人生ですね。

 

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