別居を始めるにあたり、一番悩ましかったのはやっぱりお金の問題です。私は幸いに仕事をしていたのですが、とは言え二馬力→一馬力になるのはやはり心もとない（ちなみに別居直前は夫無職だったので、まあ一馬力でしたが……）。しかも我が家はそれほど高くない中古マンションを35年ローンで購入したので、管理費や固定資産税などを足しても毎月の支払いは安かったのです。
ということで、我が家（母子1人ずつ、子供は小学生で割と少食）の毎月の収支をご紹介します。これから別居を検討している方の参考になれば……。（テレビはないので受信料なし）
住居費：88,000円（管理費込み）
食費、雑費：約60,000円
光熱費：約20,000円
通信費：約7,000円（ネット＋スマホ1台）
子供費用：約20,000円（給食費、塾代など）
医療保険：1,600円（こくみん共済）
ここまでで196,600円。食費や雑費、光熱費などは変動するので、ものすごくざっくり見積もった額を出しています。固定でこれくらいは飛んでいくと大きく見ておいて、あとは努力次第なのでとにかく節約！ このほかに急な学用品（サイズアウトした上履きとか）、被服費、病院や美容院代などの出費が発生します。
住居費については、住んでいる地域の都合であまりに下げるとセキュリティや設備、学校までの距離などで子供に負担をかけてしまうので、ここはちょっと奮発しています。とはいえ、今のアパートも悪くはないのですがちょっと割高感は否めないので、もっと安くていい物件があればそのうちに移動したい。
で、私の手取りが約300,000円、毎月の児童手当が10,000円なので、何も起きなければ100,000円以上は残る家計のはず。そう、はずなんです。
が！
離婚調停中の我が家には、先述の住宅ローンがあるんです。無職の夫が支払わず、支払わなければ差し押さえられてしまうので売れるまで私が払わざるを得ないという、悲しみの住宅ローン……。住居費まるまる2軒、それぞれ同じくらいの額を払っているという謎の状況です。
ということで、マンションが売れるまでは給与全部ごっそり取られる感じなので、早くマンションを売りたい。
ここまで書いて、「手取りが30万もあればいいじゃん」と言われそうですが、私の場合は夫からの養育費はありませんし、たぶん慰謝料も見込めません。ひとり親支援も、収入的に絶妙にもらえません。
ということは、手取りが30万なくても、養育費や自治体の支援次第で別居・離婚しても暮らしていける、ということです。住居費も公営住宅を選べばもっと全然安く済ませることができます。
とはいえ、お金は大事！ みなさん、頑張って稼いでまいりましょう。
