離婚調停のはなし

離婚調停2年目。全然終わらない

離婚調停もオンラインで?段階的に施行!

2024年1月現在、離婚調停は原則として家庭裁判所に出席する必要があります。基本的に離婚調停の申し立て先は相手方の住所地を管轄する家庭裁判所となるので、もし申立人が別居して遠方に引っ越した場合は調停のたびにわざわざ出向く、という必要があります(相手方の同意があれば申立人の居住地近くの家庭裁判所でも可)。

しかし2023年に民事訴訟法等の一部を改正する法律が成立して、離婚調停がオンラインを活用して行えることになりました!ZOOMなどのWeb会議を利用できるようになるそうです。

……と言っても具体的な施行日は未定ですが、3年以内ということなのでそんなに遠い日ではなさそうです。

法務省のURLを参考にしました。

私も2022年から離婚調停をしていますが、相手方に接触すると私がストレスを感じるため、会うことがないように調停開始時間を調整してもらい、終了後も調停委員に相手方を引き留めてもらっているうちに私が裁判所から走り去る、などの対応をしていただいています。

オンラインで調停が行えるのなら相手方との接触の恐れもなく、家庭裁判所まで移動する必要もないので、ストレスが少なく済みますね!

ちなみに私が調停を行っている家庭裁判所は、午前の場合は10時頃、午後の場合は13時頃からの調停開始なので、毎回有休をとって調停に臨んでいます(半休だと絶妙に時間が足りない)。もしオンラインで済むなら、時間休を取るだけで十分なのもありがたい。遠方にお住まいの方は交通費がかからなくなるのもいいですよね。

なお、私の調停が進んでいないのは相手方が調停に出席できない事情ができてしまった、ということもありますが、オンラインで済むなら弁護士がネット環境と端末を用意して相手方のところでへ出向いてWeb会議に参加してくれればいいので、これがあればもう少しスムーズに調停が進んだかも……。

ただ、調停委員と話している最中に渡したい資料などもあるので、そういう場合に資料をWeb上で共有して先方にダウンロードしてもらう、などとなると、慣れていない方には結構ハードルが高いのかも?という気もします。そういうケースを想定して、事前に資料を送っておく、みたいな対応が必要かもしれませんね。

とはいえ、施行日など待たず早く調停を終えたいので、私はWeb会議での調停を体験することなく離婚成立しますように、と願ってやみません。

 

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