離婚調停にあたり、気になるのは何を聞かれるのか、ということ。基本的には離婚調停の申立書に記載した申し立ての理由に沿ったことを聞かれると思いますが、申し立てた側の実体験をベースにご説明します。ケースによって異なるので、参考としてお読みください。
(ちなみに調停1回目の流れはこちら)
聞かれたこと①:離婚したいと思った理由
理由は申立書に記載しますがざっくりとしか書かないので、細かくここで説明します。ただし調停は時間が決まっているので、なるべく私情を挟まず、簡潔に。
聞かれたこと②:なれそめ
まさかのなれそめです笑。ほかの方のブログなどを見ても聞かれたという人が多いので、割と高い確率で聞かれるようです。ナンパでもコンパでもマッチングアプリでも、包み隠さず説明しましょう。
聞かれたこと③:この後どうしたいか、相手に求めること
今すぐ離婚したい、子どもの親権はこちらに、所有しているマンションはこちらが住宅ローンを借り換えることで継続して暮らしたい、などなど、現段階での要望をお話ししました。全てを相手方に話してもらえるとは限りませんが、言いたいことは言うのがおすすめ。ただし横暴な意見(財産は全部もらうわよ!みたいな)は調停委員に悪印象なのでご注意を。
ここで調停の最初のターンは終了。
ここまでで話したことを調停委員が携えて相手方に説明、以降の質問は相手方の意見によってだいぶ左右されます。
相手の出方によって聞かれることが予想されるのは、以下の内容です。
・夫婦関係が修復可能かどうか
・財産、慰謝料、養育費
・子どもの親権
・面会交流
・今後の生活や住居について
調停は相手の出方で方向性が変わるので、申し立てた自由によりどう転ぶかは読めない部分もあります。もし離婚理由が借金なら返済計画、性格の不一致であれば折り合いはつかないのか、どういう揉め事があったのか、などの調査もあると思います。
何を聞かれてもサッと答えられるように、離婚したいと思うに至った経緯を時系列にまとめたものと、所有財産をザッとまとめたものなど、資料を作ってチェックできるようにしておくといいと思います。
ちなみに私は離婚したいと思った理由については、文章にしてプリントアウトして、それを目で追いながら調停委員に説明しました。
感情的になってしまったり、要領を得ず話があっちこっちいってしまうともったいないので、ぜひ台本を作って臨むのをおすすめします。
緊張しますが、いつか終わるのでがんばって!